「おじいちゃん、お花咲いてるよ〜!」
朝の庭に聞こえた。四歳になる孫娘の声でした。
誘われるように足を運ぶと、秋の光の中で、いくつかの薔薇が咲いていました。
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「きれいやね〜」
「うん、キレイ *・゜゚・*:.。..。.:*・゜」
もう30年以上生き続けている薔薇です。
枝が伸びて背よりも高い位置に咲いた蔓薔薇を見上げながら、赤い花がのびのびと咲き、青空に吸い込まれるような美しさでした。
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時たま枝を切るくらいで、たいした手入れもせず放置したままですがしっかり生き続けています。
他にも二種類ほどの薔薇が咲いていました。
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今日は、その薔薇たちを水に浮かべ、LEDライトの光を当ててみました。
色も形も異なる二輪の薔薇が、まるで記憶と希望を語り合うように並んでいます。
写真とともに、秋の庭のひとときを綴ってみました。どうぞ、ご覧ください。
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洗面ユニットに水を入れて水面に浮かべて、そっとライトを当ててみたんです。
水は完全に静止していなくて、静かに水が動いているようです。
すると、花びらの陰影がまるで記憶の層のように浮かび上がって…。

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深紅の薔薇を一輪だけ水に浮かべました。
しばらくして水は完全に静止状態になっていました。
偶然できた水の模様が、まるで薔薇の命を包むようで・・・。

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下に黒い布を沈めて、ライトの角度を変えてみました。

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ひとつは深紅の薔薇、もうひとつは淡い桃色のイングリッシュローズ。
色も形も違うけれど、どちらも秋の空気に溶け込んで、静かに語りかけてくるようでした。
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7~8年ほど前にも洗面ユニットに少し水を張って花を撮っていたのを思い出しました。