夏の花である朝顔《天上の蒼》は、今年の厳しい暑さに苦しんでいましたが、気温が下がったことで見違えるほど元気を取り戻し、再び美しい花を咲かせています。
以前ご紹介したときと比べても、その生命力と輝きがまるで別物のように感じられます。
澄み渡る空を背景に、深い蒼と白のコントラストが際立ち、まさに「天上の蒼」の名にふさわしい姿です。
H1005698 -1
花弁の外縁から中心へと向かって、深い青が徐々に淡くなり、柔らかな黄色へと溶け込んでいく。
その色の変化は、朝の光を集めて取り込んでいるように見えました。
H1005700 -s
比較的低い位置に咲いていたものを正面から捉えました。

H1005696 -3
正面美人なんですが、やはり花の美しさは45度の角度かもしれませんね。

H1005669 -s
青空と同化するような色合いの朝顔
空に向かって謳歌するような力強さを感じていました。

H1005669s
この花の下で私も両手を挙げて一緒に深呼吸をしたくなりました。
実際にやってみると、花と一体になったような気分になりました。