[萩の花 咲きし知らせに 風変わり 彼岸花はまだ 土に夢見て]

開き始めの萩の花
暑さの名残りをすり抜けて
風に少しの涼しさを感ずる
彼岸の花よ
おまえが咲くのは
まだ少し先だな
季節の足音を聴きながら
土の奥で咲くときの夢を見ている
・・・とまあこんな感じで・・・
萩の花をファンタジックに表現しました。
IMG_8045_104954
「暑さの帳をすり抜けて、萩の精がそっと舞い降りる・・・」
そんな感じです。
夏の終わりに現れる、使者のような気配を漂わせています。
IMG_8044_104809
「季節の風が変わるときを、花は知っているんですね」
 花の揺れに、季節の境目にあることを感じ取ることが出来ました。
IMG_8046_1_105221
「光に透けるような花びらは、秋の妖精が残した羽のように思えます」
儚ない存在ではあるのですが。
IMG_8046_3

IMG_8046_105140
まだ夢の中にいる彼岸花に、
「そろそろ目覚めて準備しなはれや」
花同士の静かな対話を感じさせていました。
IMG_8047_110239
「湖畔の風が花と語らっている雰囲気でした」
物語の一場面のような印象をくれました。
*
写真ネタが無いため、過去の写真から引っ張り出して再編集しました。
写真は、2009年の9月(16年前)に撮ったものです。