朝から降り続く小雨が、街の喧騒を静かに洗い流していました。
できれば、こんな雨に煙る風景を撮りたいなあと、思いながらなかなかチャンスがなかったんですが、
少し日は下りますが、偶然そのような景色に遭遇することが出来た時に撮った写真です。
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石山寺の楼門です。
霧が立ち込める境内は、まるで夢の中の風景のように幻想的でした。
木々の葉は濡れて艶やかに光り、空気はしっとりと肌にまとわりつく不快な朝でしたが、
何故か心は洗われるような気がします。
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石山寺の石畳には雨粒が跳ね、杉木立の奥からは、かすかな鐘の音が聞こえていました。
突き当たりを右に折れ石段を上がって左に進むと本堂で、「源氏の間」があり、十二単を着た紫式部像があります。
この地で『源氏物語』の着想を得たといわれており、昨年の大河ドラマ「光る君へ」が放映されていた頃は、多くの人で賑わっていました。
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幽玄の世界に迷い込んだようなそんな雰囲気が漂っていました。
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帰りに、雨に煙る木立の風景を撮ろうと思い、少しだけ近江神宮のへ立ち寄ることにしました。
しかし、その時間には雨が上がり、木々の枝の隙間から日差しが降り注いでいました。
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すると、また、局地的な雨のようですが、今度は少し強めの雨が降り出しました。
左の方の空は明るく、雲間から日差しが届いていました。
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しばらくすると、雨は少し弱まり、木々の間から淡い光が差し込んで、
さらに幻想的な景色に出遭うことが出来ました。