今年の梅雨は観測史上最も早い6月27日に明け、真夏の暑さが続いています。
花々も季節の早足に合わせるかのように、例年より早く咲き始めた中で、ひとつ不思議な存在感を放ったのが「桔梗」です。いつもより約10日遅れで、ようやくその花を見せてくれました。

そして、もうひとつ今年際立っていたのが「くちなし」の花。例年の倍以上の花を咲かせ、季節の風に豊かな芳香を漂わせていました。

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この地域では 『明智家の家紋(桔梗紋)』として親しまれている桔梗。
毎年、明智光秀の命日とされる6月14日頃には咲き始めるのが常でしたが、今年は6月22日の開花でした。
ひっそりと、しかし確かな存在感で季節の節目を告げてくれました。

光秀の心情を私なりに和歌風にして見ました。
恥ずかしいですがこんな感じです。
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『咲く桔梗 誰がためにか 風を待つ 
背きし義の 花ぞ匂へる』

咲いた桔梗は、誰のためにその風を待つのか・・・

主君に背いたことさえ、義と信じたその思いが、花のように静かに香っている。

本能寺の変を前にした、孤高の決断と自省を詠んでみました。
下手な句で申し訳ありません。

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桔梗は、どんなに心を込めてもなかなか理想の姿で写ってくれない花のひとつです。
そこで今年は、思い切ってハイキーで幻想的な雰囲気に仕上げてみました。
透明感のある光の中に浮かぶその姿には、かえって桔梗の儚さと気高さが映し出された気がします。

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ここで一句、下手な俳句ですが・・・
『明智の紋 静かに咲いて 夏の声』

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『光さす 桔梗ひそかに 紋のごと』

こんな詩を考えながら明智光秀の桔梗紋を思い出しています。

【くちなし】の花
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くちなしの花
この花が咲くと何時もあの歌を思い出します。
渡哲也の『くちなしの花』です。

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くちなしは、とても良い香りを放つ芳香の花でありながら、花の命は短く、
まさに「咲いて儚く散る」存在でもあります。
盛りを過ぎた花たちは、少しずつ色を褪せ、夏の光の中で静かに終わりに向かっていきます。

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雨上がりの空気をまとったような静けさのなかで花弁を広げ始めたところです。

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この花達もそろそろ終わりに近付いています。
『くちなしや 歌の香かぐ 夕まぐれ』
詩遊び、これもまた楽しです

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この後、黄色く変色して行き秋には赤い実をつけます。