京都の南部に位置する「久御山(くみやま)町」に、知る人ぞ知る桜の名所があり
前川桜】と呼ばれています。
京都の自然景観10選にも選ばれていますが、車以外に交通手段は無いため
観光客の訪れは少なく、地域の人たち中心の隠れた桜の名所となっています。
『灌漑用水用』に掘られた人工河川の両側に、延々と続く桜並木は圧巻でした。
今回は一昨年に訪れてから2回目の訪問となりました。
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4月5日(土)
朝の7時半頃に娘の旦那さんが迎えに来てくれて出発しました。
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30分程走って、8時頃に目的地に到着しました。
先ず、橋の上から南側を見た風景です。

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こちらは同じ橋の上から北側を見た風景
農業用に造られた河川の両側に、およそ70年前に地域の人たちによって、画面右側に植えられた桜の木だそうですが、
立派に育って今や巨木にまで成長していました。
左側は後年になって追加植樹されたもので木は少し低く、今後の成長が待たれるところです。

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今日のテーマは桜のリフレクションでした
しかし、霞が多く薄雲が広がっているため、どうもパッとしません。

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今日はコロナ禍で途絶えていた「桜祭り」が、5年ぶりに復活して行われるとのことで、
多くの人達で準備が進められていました。

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暫くすると雲が消え嬉しい青空が広がりました。
この様な日和を望んでいたのですがねえ。

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それも僅かの時間だけで、また霞んできました。

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幸い風がなく川面は至って穏やかでした。
水に映り込む桜はとても穏やかで美しいものでした。

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ほんの少し雲が切れるだけでこんなに美しいのに、ちょっと心残りです。

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橋上からの撮影はひとまず終えて、古木の多い東側に移動して見ることにしました。
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準備をしておられる方によると
『この桜も70年を超えており樹の寿命が近付いています』
とのこと、対策を迫られているようでした。