日本人は古くから、夜半の暗い時間帯から夜が明ける頃までの時間の推移を
「暁(あかつき)」、「東雲(しののめ)」、「曙(あけぼの)」
と呼び方を区別してきた。また、「あけぼの」とは、ほのぼのと夜が明け始める頃のことを指し、別の言い方では「あさぼらけ」とも言うらしい。そんな言葉遊びをしながら今日の写真を紹介します。
上の例からだと、ちょうど「暁(あかつき)」が終わり始め、「東雲(しののめ)」の時間帯でしょうか。琵琶湖の夜明けです。(坂本城址公園から)

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『暁』の時間が終わり『東雲(しののめ)』に変わる頃
日昇まで約30分、太陽はまだ対岸の山の中

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まだ暗く空以外はうっすらと見える程度です
日昇まであと約15分

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日昇まで約10分

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東雲から曙へ

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                     曙の序章

             ふと百人一首のこのうたが浮かんできました。
                      ✥
『朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに
あらはれわたる 瀬々の網代木(あじろぎ)』