日本人は古くから、夜半の暗い時間帯から夜が明ける頃までの時間の推移を
上の例からだと、ちょうど「暁(あかつき)」が終わり始め、「東雲(しののめ)」の時間帯でしょうか。琵琶湖の夜明けです。(坂本城址公園から)
「暁(あかつき)」、「東雲(しののめ)」、「曙(あけぼの)」
と呼び方を区別してきた。また、「あけぼの」とは、ほのぼのと夜が明け始める頃のことを指し、別の言い方では「あさぼらけ」とも言うらしい。そんな言葉遊びをしながら今日の写真を紹介します。上の例からだと、ちょうど「暁(あかつき)」が終わり始め、「東雲(しののめ)」の時間帯でしょうか。琵琶湖の夜明けです。(坂本城址公園から)
『暁』の時間が終わり『東雲(しののめ)』に変わる頃
日昇まで約30分、太陽はまだ対岸の山の中
日昇まで約30分、太陽はまだ対岸の山の中
まだ暗く空以外はうっすらと見える程度です
日昇まであと約15分
日昇まであと約15分
日昇まで約10分
東雲から曙へ
曙の序章
ふと百人一首のこのうたが浮かんできました。
✥
ふと百人一首のこのうたが浮かんできました。
✥
『朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに
あらはれわたる 瀬々の網代木(あじろぎ)』





コメント
コメント一覧 (2)
伊勢神宮HP「神の計らい」に解説がありましたのでご紹介します。
1、〈暁(あかつき)〉奈良時代は「未明(あかとき)」といい、平安時代から「暁」と変化した言葉で、夜半過ぎから夜明け近くのまだ暗い頃までを指します。いわゆる「未明」空が明るくなる前の状態を指しています。
2、〈東雲(しののめ)〉昔は、明かり取りに篠竹で編んだ網が使われており、その網目を指して明かり取りの意味に転じ、東の空の夜明けの薄明かりを指す様になり、あけがた。夜明け。 明ける一歩手前の夜から朝に至る最初の時間を指す様になりました。
3、〈曙(あけぼの)〉「あけ」は「朱」、「ぼの」は「仄(ほの)か」アケ(朱)色がほのか出る、日の出前の薄暗い時刻をさします。暁の終わりの頃と朝ぼらけの間の時間をいいます。
4、〈朝朗(あさぼらけ)〉「朝ぼらけ」とは、夜がほんのりと明けて物がほのかに見えるころをさします。
5、〈あした 〉空が明るくなった頃。曙より明るく既に夜が明けた状態をさします。
6、〈有明(ありあけ)〉夜が明けてもなお月の残る朝をいいます。
7、〈あさ 〉日の出から正午までをさします。
以上です。
色彩の呼称もそうですが、なぜ日本人はこんなややこしい事ばかり考えるのでしょうか? 難しすぎて整理がつきません。
Ippei
が
しました
日本人の感性とでも言ったらよいのでしょうか、見えないものを五感で感じたことを見えるような表現をしてみたり、風流というか現代人にはホントに理解できません。
しかし、先日絵を描いているときに色調のことについて調べていて、驚いたのは色のことでした。
それも「鼠色」なんですが、日本には45種類ものもの表現があるとか・・・。
言われてみればそれなりの違いはあるのですが本当に複雑です。
Ippei
が
しました